2013年10月10日
日進精機、「勇気ある経営大賞」優秀賞を受
2013年10月10、東京のホテルニューオオタニにて、東京商工会議所主催「勇気ある経営大賞」の顕彰式が行われ、日進精機は優秀賞を授与された。主催者の報道によれば、表彰されたポイントは①自社特許製品の三次元自由自在にパイプを曲げられるCNC パイプベンダーのヨーロッパ市場への進出に踏み出すべく、ドイツに自社技術者を派遣し、ドイツ企業によるライセンス生産により、自動車等の工業製品の軽量化、低コスト化に大きな貢献を果たしたこと②大手部品供給先の海外進出を受け、品質管理面で困難が伴うプレス金型による金属部品の加工に関し、1995年のタイを皮切りに、フィリピン、中国無錫および深圳での工場の操業に成功し、他の追従を許さない高い技術力を武器に、現地日系企業の生産に大きく貢献し、今日の事業基盤を構築したこと。
表彰された企業は大賞1社、優秀賞5社、特別賞2社。顕彰式当日は、海外出張中の伊藤社長に代わって加藤相談役が出席した。審査委員長の伊丹敬之東京理科大学イノベーション研究科長は挨拶の中で、今回表彰された8社は、独自の技術により国内で成長している企業が4社、独自の技術も持ちながら海外展開を上手に行って成長している企業が2社、業態を変革して成長している企業が2社と、日本の中小企業の今後の生き方を象徴していると語っていた。