2013年9月2日
西バルカン地域から政府関係幹部らが研修に本社を訪問
2013年9月2日、独立行政法人国際協力機構(JICA)の依頼で西バルカンからの研修生14名を本社で受け入れ、工場見学および中小企業の経営に関する講義を行った。「西バルカン地域における中小企業メンターサービス構築・普及促進事業」と言って、中小企業に助言する専門家を育成する事業。メンバーはボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテメグロ、セルビアの三箇国からの貿易経済省の副大臣、経済局の局長など政府関係省庁の幹部。日進精機の紹介ビデオを見て貰った後、加藤相談役が製品の説明および工場見学の案内をする。工場見学終了後、加藤相談役がパワ―ポイントで日進精機の経営に関する講義。質疑応答では、日本の金型業界の現状や厳しい経営環境下で日進精機がどのような工夫をして経営しているのか、海外工場の実態等の質問がなされた。この研修の予定表を見せて貰うと10日間の間に政府機関の外郭団体、大学、商工会議所、会計士団体などの講義が続き、民間企業は日進精機とベンチャーキャピタル会社のみ。自家商品の開発、海外展開など日進精機の経営が注目され、見学を依頼されたものと思われる。