2005年6月~11月のTOPICS
東京都異業種グループ、フィリピン大使館を表敬訪問
東京都異業種交流プラザ21(津屋和夫代表幹事)がフィリピン・ミッションの際、BOI(フィリピン政府投資委員会)にお世話になったため、2005年11月24日フィリピン大使館を表敬訪問し、ドミンゴ・L・シアゾン大使にミッションの報告をした。津屋代表幹事、原田副代表幹事、ミッションの段取りをした加藤副会長が出席し、BOIの研修生を受入れていた国連工業開発機関東京投資・技術移転促進事務所代表の大嶋清治氏、開発官の壽郁恵氏も同行した。大使は東京教育大学(現筑波大学)物理科の卒業生で夫人も日本人で大の親日家。また外務大臣も経験しておりフィリピン政府が日本をいかに重視しているかが分かる。日進精機はすでにフィリピンに進出しているので加藤副会長に対してフィリピンでの事業について大使からいろいろ質問があった。
東京都主催産業交流展特別企画の対談に副会長出演
2005年10月26日、東京ビッグサイトで開催された東京都主催の「産業交流展2005」の特別企画コーナーの「トリ」である対談「グローバル企業を目指す」に加藤副会長が出演した。対談の相手は株式会社山本製作所代表取締役山本勝弘氏、コーディネーターはキャスターの福島敦子氏。日進精機はタイ、フィリピン、中国とアジアに進出しているのに対して山本製作所はアメリカに進出。同社はファインブランキングを得意とし自動車部品のプレス加工でアメリカ進出に成功している。福島氏の質問に答える形で双方海外進出のきっかけ、苦労したこと、進出して良かったこと等を話す。進出した国は違っても共通点が多くあった。
国際協力機構のタイの研修生本社見学
2005年10月3日、JICA(独立行政法人国際協力機構)の海外青年招聘事業で招かれたタイ王国の中小企業振興に携わる民間・公務員の研修生22名が事務局に引率されて本社工場を訪問した。研修生は経済産業省のほか、東京都産業労働局、中小企業金融公庫を訪問することになっているが、現場の視察も是非実施したいということで事務局でインターネットで調べた結果、タイにも工場を持っている日進精機が最適と判断し要請があったもの。研修生は公務員、学生、コンサルタント、民間企業幹部、経営者、テレビのリポーターなどさまざまな分野の明日のタイを担う若者たち。加藤副会長の講義の後工場見学を行った。
東京都異業種グループNPPCを訪問
2005年9月27日、東京都異業種交流プラザ21(津屋和夫代表幹事)がNPPCを訪問した。一行は前日の午前中、BOI(フィリピン政府投資委員会)を表敬訪問しイラガン上級役員から「フィリピンの投資環境」に関するレクチャーを受け、午後は日立のHDDの工場を見学している。28日にはスービック工業団地まで足を伸ばしオムロン、山洋電気を見学した。短い日程にもかかわらず充実した研修ができ一行は満足して帰国された。
中国深セン工場開所式挙行
2005年9月25日、現地のお客様をお招きし、現地社員も参列する中で中国深セン工場(日進櫻悠有限公司)の開所式が行われた。丁度NHK番組の取材中のため式典の模様のテレビ撮影も行われた。
フィリピン工場、パイオニアステイタスを認可さる
2005年8月29日付でフィリピン工場(NPPC)はフィリピン政府PEZA庁よりパイオニアステイタスを認可された。最初の申請から実に2年近い年月が経過した。パイオニアステイタスというのは他所ではできない創業的な仕事をしている企業に認可される。これにより4年間の所得税の免税期間が6年間に延長される。対象はハードディスク駆動装置の2部品のプレス製品
中小企業大学校、研修生本社見学
2005年7月7日、中小企業大学校東京校の「中小企業診断士養成ゼミナール」の受講生9名が担当講師の株式会社ヴィジョン開発研究所取締役主任研究員の佐々木氏に引率されて本社工場を訪問した。当日、会社案内のビデオを見た後加藤副会長から中小企業の事業展開に関する講義を受けた。その後工場を見学してから質疑応答が行われた。中小企業診断士を目指す人達だけあって質問も具体的かつ熱心で終了予定の12時を30分も過ぎてから漸くお帰りになった。
日本機械学会誌メカライフで
日進精機のCNCパイプベンダーが取り上げられる
日本の学会では最も伝統のある日本機械学会では3ケ月おきに「メカライフ」という学生向けの解説記事を学会誌に掲載しているが2005年6月号では「世界に挑む」という世界的な開発商品の特集を行い、日進精機のパイプベンダーも他の大手企業、大学・研究機関の記事に伍して掲載された。なおパイプベンダーの写真は表紙も飾っている。