1998年9月～1999年10月のTOPICS
加藤社長、石原都知事と議論する会に出席
１９９９年１０月５日大田区産業プラザで「石原都知事と議論する会」が行われ、当社の加藤忠郎社長ほか１２名の大田区の中小企業経営者が発言者として出席しました。融資等不況対策に関する発言が多かったなかで、加藤社長は「海外進出する中小企業に対してシンガポールのように行政が工業団地を各国に造ることが出来ないのか」という提言をしました。石原都知事は国への働きかけを約しました。
経営革新計画が東京都より承認さる
かねてより申請していた中小企業経営革新支援法に基づく当社の経営革新計画が９月２１日付で東京都より承認されました。中小企業経営革新支援法というのは今年の７月に施行された法律で経営課題に挑戦する中小企業の経営革新を幅広く支援する国の事業を規定しています。当社は、ＣＮＣパイプベンダーの改良および海外市場の強化、金型プレス分野における技術開発、従来設備の高機能化等の計画を申請しています。今後経営革新支援法の援助を活用しながら事業を推進していくことになります。
中国の無錫の会社に技術供与
中国無錫市にある無錫微研有限公司と技術供与の検討をしていましたがこのほど話がまとまり１９９９年５月２４日、契約の調印をいたしました。技術供与の内容はプレス金型、プレス加工、リフレクター製品の3種類です。同社は中国で研削加工を主体とする精密部品の製作を行っている日系企業ですが、当社よりプレス金型の技術を導入し業容を拡大する計画です。またリフレクター製品の製造も計画しています。
EUのビジネス研修生が本社を訪問
１９９９年３月１０日、ヨーロッパ各国のビジネスマン４０名が工場見学に本社を訪れました。これは欧州連合（ＥＵ）駐日欧州委員会が行う「ヨーロッパ・ビジネスマン日本研修」の研修生たち。当日は欧州委員会代表部のユージン・パワー氏のほかにこの教育プログラムを委託されている上智大学のローベル・ジェー・バロン名誉教授ほか関係者も同行された。メンバーは１２ヶ国４０名で平均年齢３０歳の若手管理職候補生たち。パイプベンダーの実演には一同大喜び。質疑応答の時間でもパイプベンダーに熱心な質問が続きました。
ISO9002の認証を取得
１９９９年２月８日付けで当社飯田工場では「プレス部品及び金型の製造」に関してＩＳＯ９００２の認証を取得しました。１９９７年７月に取得を目指してキックオフし１９９８年の１１月に本審査を終え、このほど認証が発行されたものです。審査機関は財団法人・電気安全環境研究所です。認証を取得することよりも取得後管理水準を維持向上させることの方が重要と考え努力していきます。
TEPIAの「ものづくり展」に「三次元イライラ棒」を出展
１９９９年１月１１日より（５月まで）機械産業記念館（ＴＥＰＩＡ）で「ものづくり展～２１世紀を支える日本のハイテク～」の後期展示「製品はこうして生まれる」が始まりました。日進精機のＣＮＣパイプベンダーで曲げた三次元パイプを活用した「三次元イライラ棒」（仮称）という画期的なゲーム機が出展され、ＣＮＣパイプベンダーもパネルで紹介されています。これは当社もメンバーになっている「大田区異業種交流会シンフォニー９４」が当社のＣＮＣパイプベンダーで曲げた三次元パイプをヒントに開発したゲーム機です。
ロシアから中小企業経営者らが工場見学のため本社を訪問
１９９８年１１月２５日、ロシアから大学生、大学院生、中小企業事業主など一行11名が工場見学のため本社を訪問された。これは１９９７年１１月と１９９８年４月に行われた日露首脳会談で合意された経済協力の基本的考え方である「橋本・エリツィンプラン」に基づく「ロシア中小企業支援事業」の一環の事業。一行は精密順送金型やＣＮＣパイプベンダー興味深く見学し、活発な質問が行われました。
新社長に加藤専務昇格
弊社の代表者が太刀川洗吉前社長より加藤忠郎社長に交代し、新役員も次の様に選任されました。(カッコ内は前職）
☆役員選任（１０月１日）
太刀川洗吉 取締役会長（代表取締役社長）
加藤 忠郎 代表取締役社長（専務取締役）
吉川 和正 取締役本社工場長・技術担当（本社工場長）
縄田 高一 取締役飯田工場長・営業担当（飯田工場長）
田木 桂三 取締役金型製造部長（金型製造部長）
伊藤 勲 取締相談役（取締役会長）
CNCパイプベンダーがフランスで金賞を受賞
１９９８年９月１６～１９日までフランスのリヨンで開催されたTANSFOR METAL に当社のＣＮＣパイプベンダーを出展いたしましたが見事金賞を受賞しました。
